共栄ニュース 2023年 1月号(Vol.275)：ダウンロード

厚生労働省の諮問機関で審議されていた改善基準告示の変更内容がこの程ようやくまとまり公表さ
れることになりました。予定される主な変更内容は下記のとおりです。

今回の改正点で最も注目すべき点は、予期し得ない事象に遭遇した場合の特例が認められたことです。
客観的な記録が必要となりますが、従来は事故による道路封鎖、渋滞等の場合においても拘束時間、連
続運転時間等の制約がありましたが、改正改善基準告示の施行後は例外扱いが認められることになりま
した。
但し、1か月の最大拘束時間は293時間(年間3,516時間)が原則平均275時間(年間3,300時間)にな
りましたので、トラック運送事業者にとって労働時間への取組み姿勢がさらに厳しくなるものと思われ
ます。

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